上棚について

ハイタイプ

ミドルタイプ

上棚の形状について

 タイプ別の時にも書きましたが、机の上棚は2種類あります。

 ハイタイプであってもだいたいが上下に棚が分割でき、ミドルタイプと同じような形になります。ここは、置く場所を考えて選んだほうがよいと思います。

 窓際にしか置く場所がなければミドルタイプのほうが部屋を暗くせずにすみます。また、子供用らしくないところも親達には受けているようです。
 壁際に置いて収納量をたくさん持ちたい時にはハイタイプがいいと思います。小さい頃には、飾り棚としてプラモデルや人形を飾る台にもなりますし、本格的に勉強机する頃になると参考書や辞典などなにかと書籍類は増えてきます。

 さらに、低い位置にある本棚部分だけがさらに分割できるものもあります。

ライトについて

 ライトは上棚と分離する事ができるのがほとんどです。
分離せず棚についたものだと、ハイタイプをミドルタイプとして使う場合や、上棚そのものを取っ払った時にライトを買い足さないといけなくなるからです。

 各メーカーとも、他メーカーと区別する為と自分とこのが一番だと、ライトの形状に工夫を施しています。
 シェードをつけ目にやさしいとするメーカー
 左右分割して天板にムラ無く光があたる事を強調するメーカー
 少しでも長いライトを使って明るさを強調するメーカー

いろいろな形状がありますが、どれも各メーカーが業界1とうたうほど差はないように思います。チラツキが少なく(インバーター仕様なら問題ありません)、直接光源が目に入らないように工夫(シェードがついていたり、角度が換えられれば問題ないと思います。)されたものであれば後は好みの問題のようです。

大事なのは、壊れた時にどう販売店が対応してくれるかを聞けばいいのではないでしょうか。

パソコン対応について

 パソコン対応というのは、低い位置にある棚板が外せて、パソコンを置く為に奥行のある空間を作り出せる事ができる仕様の事をいいます。

 ここ2・3年前から小学校でもパソコン教育が実施されつつあります。また2001年度にはパソコンに親しむこと自体がカリキュラムに入ってくるようです。各メーカーともパソコン対応でなければ売れなくなってくるのでほとんどがパソコン対応になってきています。だからこそパソコンを子供に買い与えなくてはうちの子供は学校の勉強に遅れるんではないかと心配されるお母さん方が多いようです。だからこそパソコン対応の机にしておけばいつかパソコンを買った時にも、そこに置く事ができると安心します。

 でも、考えてみてください。
 パソコンは確かにこれから重要な位置をしめています。もしかしたら親御さんもこのついでにパソコンをはじめてみようかと買うことを検討している家族も多いのではないでしようか?で、買った時に本当にその机の上にあの大きなパソコンをデンと置くでしょうか?家族誰でも使いやすい場所に置きませんか?子供の勉強したい時間に子供の机にかじりっきりになりますか?
 という事で、私個人的にはあんまり気にしなくてもいいと思います。
そしてあんまり気にせずともほとんどの机はパソコン対応になっています。その使い方さえ頭にいれて説明を受ければいいと思います。

キャラクターについて

 各メーカーともキャラクターの使用権に多くのお金をつぎ込んでいます。
 子供の間で圧倒的人気のあるキャラクターを獲得したメーカーはその年の主導権を握ります。たとえばセーラームーンのはやった頃はイトーキがしか売れませんでした。その後はポケモンを獲得したコイズミが独走しました。下のコラムでも書きましたがその流行はそんなに続きませんし、爆発的に人気のあるキャラクターほど流行からはずれた時ほど陳腐化するのも早いようです。
 といっても、子供に選ばせれば、キャラクターしか目がいかないので各メーカーとも必死です。一時期はこのキャラクター獲得にばかりメーカーがしのぎを削っていたようですが、ここんとこは

 

コラム

これまでの歴史はイトーキのサイトにあります。机と電気スタンドを一体化させ棚をつけたものが現在の学習机の原型のようです。
 小学校に入学する子供達にとっては、机の材質や機能性なんかは全く関係ありません。子供に机を選ばせると、棚についている絵だけが問題なのです。
 好きなキャラクターの机に目がいくと、なにを言ってももう子供は言う事を聞きません。そしてあんなにダダをこねて買ったセーラームーンやポケモンの机だったのにそのブームが去り、自分の学年も上がってきたら、もう恥ずかしいだけの代物となるようです。大きくなった子供達はそのうち、上棚を外しにかかりました。

TOP BACK | NEXT